オリンパス・ペンシリーズの買取は?デジタル&フィルムの売却徹底解説
オリンパス・ペンシリーズのカメラは、そのコンパクトなデザインと優れた写真品質で、プロの写真家から趣味の写真家まで幅広いユーザーに愛されています。
現代のデジタルカメラもかつてのフィルムカメラも、どちらのタイプも高く評価され、中古市場でも人気があります。
しかし、それらを売却するとなると、価格設定や手続きに頭を悩ます方も少なくないでしょう。
この記事では、オリンパス・ペンシリーズのカメラを買取に出す際のポイントを徹底解説します。
この記事が皆さまの買取経験をよりスムーズで有益なものにするための一助となることを願っています。
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まずはじめに、オリンパス ペンがどんなカメラか解説します。
オリンパス ペンシリーズはフィルムカメラからはじまった
オリンパスのペンシリーズは、1959年の初代モデルの登場以来、その革新的なデザインとユーザーフレンドリーな操作性で写真愛好家の間で高い評価を得てきました。
初代ペンは、その名の通り「ペンのように持ち歩いて使える」コンパクトさと携帯性を追求したフィルムカメラで、ハーフサイズと呼ばれる小型のフィルムフォーマットを採用しました。
このハーフサイズフォーマットは、通常の35mmフィルムの半分の大きさで、一本のフィルムで通常の倍の枚数を撮影することができ、経済性と携帯性を重視したユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となりました。
また、小型軽量ながらも光学的な性能は一切妥協がなく、高品質なズイコー2.8cm F3.5レンズと、簡潔ながら信頼性の高いメカが搭載されていたため、プロの写真家からも高い評価を受けていました。
初代ペンの成功を受けて、オリンパスはその後もペンシリーズを展開し、さまざまなモデルを発売してきました。
例えば、ペンFシリーズは一眼レフタイプのボディに、ポロプリズムを用いたファインダーと、ロータリーシャッターという特殊なメカニズムを採用しています。
こうしたフィルムカメラとしてのペンシリーズの歴史は、その後のデジタル化においても重要な役割を果たしています。
それらは、現代のデジタルペンシリーズのデザインや操作性、そして品質に影響を与え、今日でもその魅力を感じることができます。
2009年、ミラーレス一眼としてペンシリーズが復活
フィルムカメラのオリンパス ペン登場から50年経った2009年、オリンパスはペンシリーズをミラーレス一眼カメラとして復活させました。
初のデジタルペン、E-P1はレトロなデザインと高性能なスペックを備え、新たなペンシリーズの成功の礎となりました。
フィルムカメラとしてのペンシリーズの伝統を受け継ぎつつも、デジタル技術の恩恵を十分に受けて、更なる進化を遂げた新生ペンシリーズは、そのユニークな存在感でカメラ市場に新たな風を吹き込みました。
オリンパス ペンE-P1は、いまではカメラの主流となっている「ミラーレス一眼カメラ」というコンセプトを実質的にはじめて具現化した機種であることも、歴史上非常に重要です。
※ただし、ミラーレス一眼カメラ自体はそれ以前にPanasonic製が存在。
デジタルペンシリーズは、初代のハーフサイズカメラの設計理念を受け継ぎ、コンパクトでありながらも高画質を追求しています。
当時の大型の一眼レフカメラと同等の画質を、小型軽量のボディで実現。
旅行や日常のスナップ撮影に便利なだけでなく、その高い性能からプロの写真家にも使用されるようになりました。
また外観はフィルムカメラのオリンパス ペンFをモチーフにしており、そのすぐれたインダストリアルデザインも注目されました。
その後も、オリンパスはペンシリーズを拡大し続け、各モデルでさまざまな機能や特性を追加しました。
また、E-PLシリーズやE-PMシリーズのような、よりコンパクトで手頃な価格のモデルも導入されました。
これらの多様なラインナップにより、ユーザーは自分の撮影スタイルや予算に合わせたモデルを選ぶことができるようになりました。
今日、デジタルペンシリーズは、その高い品質と独自のスタイルで広く認識されています。
中古市場でも人気が高く、買取価格も一定の価値を保っています。
高額買取できるオリンパス ペンシリーズ フィルムカメラ編
それでは、高額買取可能なオリンパス ペンシリーズのカメラを見ていきましょう。
まずはフィルムカメラです。
高額買取できるカメラ1 OLYMPUS PEN Fシリーズ(フィルムカメラ)
オリンパス・ペンシリーズの中でも特に買取価格が高いモデルとして、フィルムカメラのペンFシリーズがあります。
ペンFシリーズは、ハーフサイズカメラとして独自の設計で一眼レフを実現したシリーズで、その美しいデザインと高い性能で多くのフォトグラファーから愛されました。
特に「ペンFT」は、露出計が内蔵されたことで操作性が向上し、フィルムカメラとしての完成度を更に高めました。
ペンFシリーズの高い評価は、現在の中古市場でも続いています。
その洗練されたデザインと、当時の技術を駆使した優れた機能性は、フィルムカメラ愛好家から高い評価を受けています。
また、一眼レフカメラということでペンFシリーズはレンズ交換が可能です。
オリンパス ペンFシリーズを売却する際は、ぜひ一緒に交換レンズも買取してもらうのがおすすめです。
また、オリンパス ペンFシリーズのひとつ、ペンFVはペンFTから露出計を省いたモデルで、製造数が少ないため現在ではとくにコレクターズアイテムとして珍重されています。
ボディの上面に「FV」とあったら、高額買取可能な機種。
ぜひ買取査定を依頼するのがおすすめです。
高額買取できるカメラ2 OLYMPUS PEN W(フィルムカメラ)
画像出典:https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/pen/pen-w/
別の高額買取の可能性を持つフィルムカメラとしては、オリンパス ペンWが挙げられます。
ペンWは、1964年に発売された、広角レンズを搭載したハーフサイズカメラです。
このカメラは同時期のほかのペンシリーズと異なり、ボディは銀色ではなく、黒色に塗装されています。
当時、スナップショット的な写真のための、広角レンズを搭載したカメラが各社から販売されていました。
このオリンパス ペンWも初代ペンの広角レンズ版のバリエーションとして登場したのですが、あまり売れなかったようで製造数が少なくなっています。
そのため、現在ではコレクターズアイテムとして、ペンシリーズではもっとも高い価格で取引されています。
黒い塗装は経年劣化ではがれてしまうことが多く、ボディが良好な状態で保存されているものは、その希少性から高額で取引されることが多いです。
もちろん、カメラの基本的な機能が問題なく動作することが大切です。
シャッターの動作やレンズの状態をしっかりとチェックし、問題がないか確認することが求められます。
ペンWは独特な魅力を持つカメラとして、適切な価格で買取が可能であると考えられます。
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続いてはデジタルカメラの機種を見ていきましょう。
高額買取できるカメラ3 OLYMPUS PEN E-P7(デジタルカメラ)
画像出典:https://jp.omsystem.com/product/dslr/pen/ep7/index.html
デジタルカメラの領域でも、オリンパスのペンシリーズは人気があり、中古市場で高額な買取価格が見込まれます。
まずは、ラインナップの中でもベーシックなモデルである、オリンパス PEN E-P7を紹介します。
オリンパス PEN E-P7は、その洗練されたデザインと高い画像処理能力で知られ、さまざまなユーザーから広く支持されています。
そのコンパクトでエレガントなボディには、最新の画像センサーと画像処理エンジンが搭載されており、高い画像品質と快適な操作性を実現しています。
また、ボディ内手ブレ補正機能や4K 30p動画撮影機能など、最新のデジタルカメラとしてのスペックも充実しています。
中古市場においても、その性能とデザインから高い評価を受け、良好な状態のものは高額で取引されます。
付属品には、充電器やバッテリーなどが含まれます。
これらが揃っていると、ユーザーは購入後すぐに使い始めることができ、買取価格も高くなる傾向にあります。
高額買取できるカメラ4 OLYMPUS PEN E-PL10(デジタルカメラ)
画像出典:https://jp.omsystem.com/product/dslr/pen/epl10/index.html
オリンパス PEN E-PL10は、そのコンパクトさと使いやすさから、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
こちらは上のE-P7に対して、ボディが小型で持ち運びやすいエントリーモデルです。
外装のデザインはラグジュアリーで、さまざまなユーザーに強くアピールしています。
このモデルは、高解像度の約16メガピクセルLive MOSセンサーを搭載し、優れた画質を提供します。
さらに、ボディ内手ブレ補正機能や4K 30p動画撮影機能など、最新のデジタルカメラとしてのスペックも充実しています。
操作性も重視され、自動モードから多機能なマニュアルモードまで、さまざまな撮影スタイルに対応しています。
こちらも製造年代が新しめのミラーレス一眼カメラとして、中古での高額買取が見込まれる一台です。
高額買取できるカメラ5 OLYMPUS PEN-F(デジタルカメラ)
画像出典:https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/digital-pen/pen-f/
最後に取り上げるデジタルカメラは、オリンパス PEN-Fです。
このモデルは、オリンパスミラーレス一眼カメラのなかでも、PENシリーズのフラッグシップとして、その卓越した性能とクラシックなデザインで一世を風靡しました。
フィルムカメラのペンFシリーズを彷彿とさせるそのスタイリッシュな外観は、多くのカメラ愛好家から絶大な支持を受けています。
オリンパス PEN-Fは、2000万画素のMicro Four ThirdsセンサーとTruePic VII画像処理エンジンを搭載し、高品質な画像を実現しています。
また、ボディ内5軸手ブレ補正機能、高速AFシステム、高解像度の電子ビューファインダーなど、ハイエンドのデジタルカメラとしての性能も備えています。
中古市場でも、その美しさと性能から高い評価を受けています。
発売からは少々時間が経っていますが、明確なデザインコンセプトを持つ、使っていて満足感を感じられる機種として人気の高い、中古買取で需要の見込まれる一台です。
オリンパスペンシリーズの買取についてまとめ
オリンパスのペンシリーズは長年にわたって進化を遂げてきましたが、その魅力はいまでも健在です。
売却を考えている方は、これらのポイントを押さえて、カメラの状態を良好に保ち、付属品を大切に保管することが大切です。
そして、買取をお考えの方は、ぜひ信頼できる中古カメラ店を選び、適切な評価を受けることをお勧めします。
以上が、オリンパスペンシリーズの買取についての解説でした。
カメラの売却を検討している方の参考になれば幸いです。