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オールドレンズの買取はどうすればいいの?売却徹底ガイド

2023.06.06

オールドレンズの買取はどうすればいいの?売却徹底ガイド

オールドレンズの魅力はカメラ好きなら誰しもが認めるところです。
その繊細な描写力や、色彩の再現性、そして何と言っても温かみのある写真は、デジタルとはまた違った味わいがあります。

しかし、それをいつまでも手元に置いておくことはなかなか難しいもの。
新たなカメラやレンズへの投資、保管場所の確保、メンテナンスなど、様々な理由から手放さざるを得ない時が来ることもあります。
そんな時、一つの選択肢として買取を考えられることでしょう。

そこで今回はオールドレンズの買取について詳しくご紹介します。

カメラ・レンズ買取ならサンライズカメラ

フィルムカメラ・レンズの宅配買取ならサンライズカメラ 中古カメラ・レンズの専門店、サンライズカメラでは、お客様の大切なカメラ・レンズを高額買取しています。 中古フィルムカメラや、フィルムカメラの時代のレンズ「オールドレンズ」、そしてデジタルカメラや各種周辺アクセサリまで。 「壊れていても・どんな状態でも」「業界最高値で」買取いたします。 ぜひカメラやレンズの価値を熟知した専門家へお任せください。 詳しくはこちらの買取ページをご覧ください。

オールドレンズとは

まずはオールドレンズについて簡単に見ていきましょう。

オールドレンズ

オールドレンズ

「オールドレンズ」とは、大まかにはフィルムカメラの時代、つまりデジタルカメラが主流となる前に製造されたカメラレンズのことを指します。
大別すると、日本製の名門ブランドから海外の名だたるメーカーまで、多種多様なレンズがこのカテゴリーに含まれます。
その中には、現代のデジタルカメラでも使用可能なレンズが数多くあり、その独特な描写から多くのフォトグラファーに愛されています。

具体的な製品としては、ニコンの「ニッコール」、キヤノンの「FDレンズ」、ライカの「Mマウントレンズ」、ペンタックスの「タクマー」などが挙げられます。
もちろん、日本、ドイツ、アメリカ、フランス、旧ソ連……各国に無数のオールドレンズが存在しています。
これらのレンズは製造から数十年が経過していますが、その光学性能は未だに高く評価されており、多くのカメラ愛好家によって珍重されています。

また、オールドレンズの大きな魅力はその独特な描写にあります。
現代のレンズは計算機の力を借りて設計され、光の収差などを可能な限り抑えるように作られていますが、オールドレンズではそうした収差が一部残っていることもあり、それが独特の「味」を生み出します。
例えばボケの美しさや、コントラストの強さなどはオールドレンズならではの特性と言えます。

また、今の基準では「写りが悪い」とされる描写も、逆に味として珍重される場合があります。

そのため、オールドレンズを使用することで、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラで撮影する現代の写真にも、独特の雰囲気や温かみを加えることができます。
これらが理由で、オールドレンズは今なお多くのカメラ愛好家から求められており、その需要は高いままとなっています。

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人気が高く高額で買取可能なオールドレンズにはどんなものがあるの?

では、人気のオールドレンズにはどんなものがあるのでしょうか?

人気が高いオールドレンズの種類1 M42マウントのオールドレンズ

SMC-Takumar 85mm F1.8

M42マウントとは、スクリューマウントのひとつで、直径42mmの規格であることからこの名前で呼ばれています。
M42マウントのレンズは1940年代後半、ドイツのプラクチカが最初に採用し、1960年代から1970年代にかけてが最盛期で広く製造され、多くのカメラメーカーが採用していました。

このマウント方式は、シンプルで堅牢な構造が特徴であり、それにより長年の使用にも耐え、多くのレンズが現在でも使われ続けています。
また、ネジ式であることから、マウントアダプターが廉価に製造可能で、現代の一眼レフカメラやミラーレスカメラにも取り付けることが可能です。
これがM42マウントレンズが現在でも人気の一因となっています。

M42マウントのオールドレンズの中には、ペンタックスの「Super-Takumar」や、東ドイツのカール・ツァイス・イエナ製やメイヤー製のレンズなど、高い評価を受けているものがあります。

Meyer Domiplan 50mm F2.8

これらのレンズは独特の味のある描写で知られており、カメラ愛好家から高い評価を得ています。
また、リーズナブルな価格帯のものが多いため、オールドレンズ入門としても選ばれることが多いです。

人気が高いM42マウントレンズ。
古いペンタックスのカメラが家から出てきたときは買取を申し込んでみてくださいね。

人気が高いオールドレンズの種類2 L39マウントのオールドレンズ

エルマー5cm F3.5

ここでご紹介するのは、もう一つの人気マウント、L39マウントのオールドレンズです。

L39マウントは、ライカが1930年代に採用しはじめたネジ式のレンズマウントです。
その直径が39mmであることからこう呼ばれることが多いです。

ほかにも単に「ライカマウント」と呼ばれたり、かつては「Lマウント」とも呼ばれました(現在はライカ自身が新しくLマウントという名称のマウントを新たに用いるようになり、愛好家はあまりLマウントと呼ばないようになっています)。

L39マウントレンズの中には、ライカ本体に装着されることが多い高級レンズが多く存在します。
そのため、高価ながらも非常に高い画質を求めるプロフェッショナルの間で愛用されてきました。
また、高級レンズが多いため、現在でもその価値はあまり落ちておらず、買取市場では高価格で取引されることが多いです。

ズミクロン5cm F2、ズミター5cm F2といった明るいレンズ。
癖の強いレンズであるズマール5cm F2
そしてなにより、エルマーに始まりエルマーに終わる、エルマー5cm F3.5

ライカのかずかずの銘レンズが存在します。

さらに、日本や旧ソ連にもL39マウントのカメラ・レンズが多数存在
Canonのセレナー、Canon LENS。
日本光学のニッコール。
伝説のレンズ、ズノー。
旧ソ連のジュピターやインダスター
など、無数の個性的なレンズが楽しめます。

Canon Lens 25mm F3.5

L39マウントのレンズには高額で買取可能なものが非常に多く存在しています。
不要なL39マウントオールドレンズがある場合、買取査定を申し込むのがおすすめです。

人気が高いオールドレンズの種類3 エクサクタマウントのオールドレンズ

Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 Exakta

次に取り上げるのは、エクサクタマウントのオールドレンズです。
エクサクタマウントは、ドイツのイハゲー社が開発したバヨネットマウントで、エクサクタなどのカメラ本体とともに使用されました。

エクサクタマウントレンズの中には、カール・ツァイス・イエナやメイヤーといった、ドイツの名門レンズメーカーが製作したものが含まれます。
これらのレンズは、旧東ドイツの光学技術が結集した高品質なもので、特にカール・ツァイス・イエナの「Biotar」は現在でもその描写が高く評価されています。
またメイヤーのドミプラン、トリオプランは味わい深い描写で好まれています。

日本製としては東京光学(トプコン)のトプコールがあり、58mm F1.4をはじめかずかずの銘玉があります。

RE. Auto-Topcor 58mm F1.4

M42マウントと並んで各社が採用したマウントで、マウントアダプターでミラーレス一眼カメラに取り付けて楽しむことが可能です。
とくに、M42マウントのオールドレンズの値上がりに伴って、それよりも市場価格が安いエクサクタマウントレンズにも注目が集まっています。
M42マウント同様、買取価格が上昇しているオールドレンズです。

人気が高いオールドレンズの種類4 ヤシカ・コンタックスマウントのオールドレンズ

Planar 50mm F1.4

ヤシカ・コンタックスマウントは、日本のヤシカ(現在の京セラ)が製造したコンタックスブランドのカメラに対応したレンズマウントで、「C/Yマウント」または「Y/Cマウント」とも呼ばれています。

このマウントの最大の特徴は、その高品質なレンズラインナップにあります。
特にカール・ツァイス製のレンズが非常に評価が高く、その高い解像力と独特の色再現性は、オールドレンズ愛好家から絶大な支持を得ています。
特に「Planar」や「Distagon」は、その優れた光学性能から多くのプロカメラマンに愛用されてきました。

これらの高品質なレンズは価格も高く、特にカールツァイス製のレンズは新品時の価格が高かったため、中古市場でも高価格で取引されています。

1970年代~のマニュアルフォーカスレンズとしてはもっとも高い価格帯で買取が可能な銘品です。

人気が高いオールドレンズの種類5 ニコンFマウントのオールドレンズ

Noct-Nikkor 58mm F1.2

日本が世界に誇る光学メーカー、日本光学(ニコン)が開発した「ニコンFマウント」のオールドレンズももちろん高額買取可能です。

ニコンFマウントは1959年のニコンFの発売とともに誕生し、以降、ニコンの一眼レフカメラはこのマウントを採用し続けています。
その堅牢な構造と高い互換性から、旧型のレンズも新型のカメラで使用することが可能となっています。

このマウントの特徴は何と言ってもその幅広いラインナップです。
広角から望遠、単焦点からズームまで、様々なニーズに対応したレンズがラインナップされており、その中には数々の名レンズも存在します。
例えば、「Noct-Nikkor 58mm F1.2」はその明るさと描写力で。
また「Micro-Nikkor 55mm F2.8」はマイクロレンズ(マクロレンズ)のリファレンス的存在として写真撮影から産業用まで幅広く用いられました。

ニコンFマウントのオールドレンズはその高品質と高い互換性から、幅広いユーザーに愛され続けています。
古いニッコールでも描写力は抜群です。

人気が高いオールドレンズの種類6 Canon FDマウントのオールドレンズ

Canon New FD 24mm F1.4 L

FDマウントは1971年に登場し、一眼レフカメラの「キヤノンF-1」から「T60」まで、さまざまなキヤノンカメラに採用されてきました。

キヤノンFDマウントレンズの一番の特徴は、なんといっても高い光学性能です。
このマウントを採用したレンズは、超広角から超望遠まで、ユーザーの要求を満たす多様な種類が揃っています。

とくに2010年代後半以降値上がりが著しく、明るい広角単焦点などは数十万円の値段が付くものもあります。

あなたの家に眠っているFDレンズが、思いがけない高額で買取してもらえるかも……?

オールドレンズの買取 まとめ

今回は、オールドレンズの魅力とその買取についてご説明しました。
オールドレンズは、その独特な描写や機械的な操作感などから、多くのカメラ愛好家に愛されています。
また、その製造メーカーやマウントタイプにより、さまざまな特性を持つレンズが存在します。
それぞれのレンズが持つ個性を理解し、それを活かした写真撮影を楽しむことが、オールドレンズの魅力と言えるでしょう。

この記事が、オールドレンズの売却を考えている皆さまの一助となれば幸いです。

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2023.06.06

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