Nikonのフィルム一眼レフカメラを売却するなら？MF一眼レフ編

2023.06.02

この記事では、手元にあるNikonのフィルム一眼レフカメラの売却を考えている皆さまに向けて、どのように売却すればよいかを詳しく解説いたします。

NikonのMF一眼レフカメラはその高い品質と美しい画質から、今でも多くのカメラ愛好家に支持されています。
しかし、それを売る際には、その特性を理解し、適切な価格をつけることが重要です。

この記事では、Nikonのフィルム一眼レフカメラの特性を理解し、その価値を最大限に引き出すための売却方法と、高額で売却できる可能性が高い名機をご紹介いたします。

Contents

NikonのMF一眼レフカメラの売却はカメラ専門店の利用がおすすめ
- 中古カメラ専門店に売却するメリット
高額で売却可能なNikonのMF一眼レフカメラ6選
NikonのMF一眼レフカメラ売却まとめ

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NikonのMF一眼レフカメラの売却はカメラ専門店の利用がおすすめ

NikonのMF一眼レフカメラを売却する際、まず考えるべき方法の一つがカメラ専門店を利用することです。
カメラ専門店では、一般的なリサイクルショップとは異なり、専門的な知識と経験を持ったスタッフが、カメラの状態を正確に評価し、適正な価格を提示してくれます。

中古カメラ専門店に売却するメリット

カメラ専門店では、カメラのレンズのクリーニング状態やシャッターの動き、露出計の正確さなど、専門的な視点からカメラをチェックします。

また、ボディの傷や使用感も評価の対象となります。
これらの要素は、一般的なリサイクルショップでは評価しきれない部分ですが、専門店ならではの鑑定力で、カメラの価値を適切に見極めてくれます。

さらに、カメラ専門店では市場の動向を把握しています。
つまり、同じカメラがどれだけの需要があるのか、類似のカメラと比較してどの程度の価値があるのか、といった情報も考慮に入れて価格が決定されます。
これにより、カメラの実際の市場価値に近い価格を提示することが可能になります。

また、カメラ専門店では、専門的な知識を活かして、故障しているカメラでも部品としての価値を見出すことができます。
そのため、完全に動作しないカメラでも一部の部品が使用可能であれば、それなりの価格をつけてくれる場合があります。

このように、カメラ専門店を利用することで、NikonのMF一眼レフカメラを適正な価格で売却することが可能となります。
適正価格でカメラを売却するためには、カメラ専門店を利用することを強くおすすめいたします。

高額で売却可能なNikonのMF一眼レフカメラ6選

それでは、高額で売却できるNikonのマニュアルフォーカス一眼レフカメラを順番に見ていきましょう。

高額買取可能な機種1：Nikon F

Nikonのフィルム一眼レフカメラの中でも特に買取価格が高いとされるのが、「Nikon F」です。
このカメラは1959年に登場し、日本製のプロフェッショナル用一眼レフカメラの頂点としてその名を世界に轟かせました。

Nikon Fシリーズは、堅牢なボディと優れた性能で知られ、戦場カメラマンの間でも相棒として信頼されてきました。
その歴史と実績から、現在でもカメラ愛好家やコレクターの間で非常に高い人気を誇っています。

Nikon Fとはどんなカメラ？

Nikon Fは、日本光学が製造した最初の一眼レフカメラで、「F」というシンプルなその名前からもその歴史的な重要性が伺えます。

1959年の発売以来、その堅牢なボディと優れた性能で、多くのプロカメラマンに愛用されました。
また、その操作性の良さと信頼性の高さから、プロだけでなくアマチュアのカメラマンからも高い評価を得ています。

Nikon Fの特徴はその信頼性抜群かつ実用的なシステムにあります。
交換可能なファインダー、レンズ、露出計など、登場時点からシステムカメラとして構成されていました。
これにより、多種多様な撮影状況に対応することができ、その自由度の高さがプロカメラマンたちに愛される理由となりました。

また、Nikon Fはその堅牢さでも知られています。
金属製のボディは同時代の他社製品と比べても非常に堅牢です。

このように、Nikon Fはその堅牢さとユニークなシステム、そして高い画質から、今でも多くのカメラ愛好家やコレクターに愛され続けています。
そのため、手元にNikon Fがあるなら、その価値を知って正しく評価してもらうことが重要です。

高額で売却できる機種2 Nikon F2

Nikonのフィルム一眼レフカメラの中で、買取価格が高いとされるもう一つの機種が「Nikon F2」です。
Nikon F2は、1971年にNikon Fの後継機として登場したカメラで、その堅牢性と優れた操作性、そしてNikon Fから受け継がれた高い信頼性で、プロカメラマンを中心に広く愛用されました。

Nikon F2とはどんなカメラ？

Nikon F2は、Nikon Fの基本的な特性を受け継ぎつつも、その操作性と機能性を一段と進化させたカメラです。
特に、シャッターボタンの位置が一般的なボディ前側へ移動したことで操作性が向上しています。
また、露出計を内蔵した交換式ファインダー（フォトミックファインダー）に電源を供給する電池ボックスが、前機種のFと異なりファインダー内からボディ下部へ移動し、基本的に露出計を使用することが前提のつくりになっています。

また、Nikon F2もまた多様なアクセサリーとの互換性も特徴的です。
例えば、さまざまな種類の交換可能なファインダーや、モータードライブ、データバックなど、幅広いアクセサリーが用意されており、それぞれの撮影シーンに応じてカスタマイズすることが可能です。

これらの特性から、Nikon F2は現在でもカメラ愛好家やコレクターから高く評価されています。
そのため、買取市場でも高い価格がつくことが期待できます。

高額で売却できる機種3 Nikon F3

Nikon F3は、1980年にNikon F2の後継機として発売され、その先進的な機能とデザイン性で、プロからアマチュアまで幅広く愛用されました。

Nikon F3とはどんなカメラ？

Nikon F3は、ニコンのプロ向け一眼レフ（F一桁機）の中で初めての電子制御シャッターを採用しました。
これにより、より精密な露出制御が可能となり、その信頼性と操作性の良さで広く評価されました。
また、そのモダンで洗練されたデザインは、世界的に有名なデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロによるもので、その美しいフォルムは現在でも多くのカメラ愛好家に愛されています。

また、Nikon F3もまたその堅牢性と耐久性でも知られています。
そのボディは全金属製で、雨や砂塵、衝撃にも強く、長期にわたる使用にも耐えることができます。

電子シャッターというと古くからのカメラ愛好家にとって華奢な印象があることも否めませんが、発売から40年以上を経てなお問題なく動いているF3が多いことは、その信頼性を証明しています。

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高額で売却できる機種4 Nikomat FS

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ニコンのアマチュア向けフィルム一眼レフカメラの中でも特に買取価格が高いとされる機種に「Nikomat FS」が挙げられます。

Nikomat FSは1965年に発売された一眼レフカメラです。

Nikomat FSは、初代Nikomatシリーズの一つですが、露出計を内蔵したことが特徴のNikomatシリーズの中で唯一、電気露出計が内蔵されていません。
これは、当時まだ電気を用いた露出計に対して懐疑的な層が存在し、露出計のないカメラの需要があったことが理由です。

ですが結果としてこのNikomat FSは売れず、製造数が少なかったため、逆にコレクターズアイテムとして高額で取引されるようになっています。

同シリーズのNikomat FTNやNikomat FTはそれほどの値段がつきませんが、このNikomat FSは高額で売却することが可能です。

高額で売却できる機種5 Nikon New FM2

Nikon New FM2は1982年に発売され、その耐久性と高性能な仕様で、アマチュアからプロフェッショナルまで、幅広いカメラユーザーに支持されました。

このカメラの特徴はなんといってもその機械的信頼性と操作性の良さです。
電子部品を最小限に抑え、メカニカルな動作に重点を置いて設計されているため、電池切れや電子回路のトラブルに左右されることなく撮影を続けられるのが大きな魅力となりました。
さらに、最高シャッタースピードが1/4000秒と非常に高速で、これはプロフェッショナルユーザーにとって大変重要な要素となります。

ただし、シャッターはメカシャッターですがもちろん電気露出計は内蔵されているので安心です。

また、New FM2はその堅牢でシンプルなデザインから、持ち運びやすさにも優れており、フィールドでの使用にも最適です。
これらの特性から、New FM2は現在でもカメラ愛好家やコレクターから高い評価を受けています。