Leica(ライカ)のフィルムカメラの買取におすすめの機種とは?
この記事では、Leica(ライカ)のフィルムカメラの中から、高額買取が可能な機種をご紹介いたします。
それぞれの機種の特徴や、買取価格の相場も合わせてお伝えいたしますので、フィルムカメラを売りたい方や買いたい方の参考になれば幸いです。
Leica(ライカ)は、ドイツの高級カメラメーカーであり、世界中の写真愛好家から絶大な支持を受けています。そのため、中古市場でも高い人気を誇ります。特にフィルムカメラは、デジタルカメラとは異なる独特の写真表現が可能であるため、今なお多くのファンが存在しています。
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では、具体的にどんな機種が高額買取できるのかおすすめ機種を見ていきましょう。
まずはM型ライカから紹介します。
Leica M3
Leica M3は、1954年に発売されたライカ初のM型シリーズのフィルムカメラで、その後のM型ライカの基本設計が確立されました。その最大の特徴は、すべての時代のフィルムカメラの中でもとくに秀逸な、良好な仕上げをもっていることです。
もちろん優れた光学性能を誇るライカの交換レンズが使用できます。また、M3のファインダーは0.91倍の高い倍率を持っており、画面全体が明るく見やすいことから構図を確認しやすく、写真撮影がスムーズに行えます。
操作性も抜群で、レンジファインダーのベース長が約63mmと長いため、ピントの調整が容易です。これにより、シャープな画像が得られます。
高い耐久性も持ち合わせており、オーバーホールを行いながら長期間使用することで性能が落ちにくいのが魅力です。
ライカM3は、ダブルストロークとシングルストロークの2タイプが存在しており、それぞれに独自の魅力があります。ダブルストロークは、フィルム送りが2回転で行われるタイプで、しっとりとした感触で人気があります。シングルストロークは、フィルム送りが1回転で行われるタイプで、堅牢製で優っていることから実用機として人気があります。
買取価格の相場は、コンディションや付属品によって異なりますが、約20万円~40万円程度です。コレクターズアイテムとしても人気が高く、特に初期型はプレミア価格がつくことがあります。他のライカにもいえることですが元箱つきなど保存状態が良いものは特に高値で取引されることがあります。そのため、ライカM3は投資目的で購入する方も多いです。
Leica M6
Leica M6は、1984年に発売され、アナログ的な魅力と現代的な機能を兼ね備えたフィルムカメラです。M6は、露出計が内蔵されており、露出の調整が非常に容易であることが大きな特徴です。この露出計は、シャッタースピードと絞り値それぞれに連動した現代的なもので、最適な露出を実現するための目安となります。また当然ながらTTL測光方式を採用しているため、精度の高い露出測定が可能です。これにより、明るさの変化に素早く対応して撮影することができます。
Leica M6は、コンパクトで軽量なボディが魅力で、持ち運びやすさが特徴です。また、シャッター音が非常に静かで、被写体に気づかれにくいため、スナップ写真やストリートフォトに愛用されてきました。バリエーションも豊富で、クラシックなデザインのM6、0.85倍ファインダーのM6 TTL 0.85、0.72倍ファインダーのM6 TTL 0.72など、さまざまなニーズに応えるモデルが揃っています。
買取価格の相場は、約15万円~30万円程度です。状態の良いものの場合さらに高額での買取が可能です。コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。中古市場では、現行モデルと比べても手頃な価格で購入できるため、ライカ初心者にもおすすめです。
Leica M7
Leica M7は、2002年に発売されたフィルムカメラで、電子制御シャッターと絞り優先AE機能を搭載しています。これにより、絞り優先AEでは絞りを手動設定すればカメラが自動的に適切な露光時間を選択してくれるため、撮影がスムーズに行えます。
Leica M7は、従来のM型ライカのデザインを踏襲しつつも、使い勝手の良いモダンな機能が搭載されているため、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。さらに、DXコード対応でフィルム感度の自動設定が可能であり、手間をかけずにフィルム撮影を楽しむことができます。
買取価格の相場は、約20万円~35万円程度で、状態によってはさらに高値も期待できます。コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。中古市場でも人気が高く、比較的入手しやすいモデルであるため、Mシリーズを始めたい方におすすめです。
Leica M4
Leica M4は、1967年に発売されたフィルムカメラで、M3やM2の後継モデルとして登場しました。M4の最大の特徴は、改良されたフィルム装填方式です。従来のM3ではフィルム装填が煩雑であったため、M4ではフィルムの装填が簡単になるように設計されました。
また巻き戻し方法も、それまでのノブ式からクランク式に改良されています。
これにより、撮影の効率が向上しました。
ファインダーはどちらかといえば広角レンズの使用に重きを置いたもので、それ以降のM型ライカの標準となっています。
買取価格の相場は、約10万円~25万円程度です。コンディションや付属品、モデルなどによって価格が変動します。
Leica M5
Leica M5は、1971年に発売されたフィルムカメラで、M型ライカ初の露出計内蔵モデルです。M5は、特徴的なデザインと機能性を兼ね備えており、他のMシリーズとは一線を画す存在感があります。
M5の最大の特徴は、TTL露出計が搭載されていることです。
ファインダー内に露出計の針が表示され、露出確認が容易です。また、シャッターボタン周りにシャッターダイヤルが配置されており、ファインダーを覗いたままでも容易にシャッター速度の変更ができます。
買取価格の相場は、約10万円~20万円程度です。
かつては不人気なモデルでしたが1990年代から徐々に再評価され、いまでは独自の立ち位置で人気を保っています。
コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。M5は、独特のデザインと機能性を求める方におすすめです。
Leica MP
Leica MPは、2003年に発売されたフィルムカメラで、プロフェッショナル向けに設計されています。耐久性が高く、信頼性の高い機構を備えており、プロの現場でも活躍できる性能を持っています。MPは、M6と同様のTTL露出計を搭載しており、露出の確認が容易です。また、シャッター音が非常に静かで、シャッターの耐久性も向上しています。さまざまな撮影環境に対応できるため、プロフェッショナルには特に魅力的なモデルです。
買取価格の相場は、約30万円~50万円程度です。コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。Leica MPは、プロの現場で活躍することを求める方におすすめです。
Leica M2
Leica M2は、1957年に発売されたフィルムカメラで、M3のシンプルなバージョンとして登場しました。M2は、M3と同様の高い品質を持ちつつも、より手頃な価格帯で提供されていました。M2の最大の特徴は、35mm、50mm、90mmのフレームラインが表示されるファインダーです。特に、35mmレンズが非常に人気が高かった当時、このファインダーは多くの写真家に支持されました。
買取価格の相場は、約10万円~25万円程度です。コンディションや付属品、モデルなどによって価格が変動します。Leica M2は、Mシリーズのエントリーモデルとして、初心者にもおすすめです。
Leica CL
Leica CL(Leitz minolta CL)は、1973年に発売された、コンパクトで軽量なフィルムカメラです。CLは、ライカと日本のカメラメーカー、ミノルタが共同開発したモデルで、Mマウントレンズが使用できる点が特徴です。Leica CLは、小型で持ち運びやすく、旅行や日常のスナップ撮影に最適です。また、露出計が内蔵されており、撮影が容易であるため、初心者にも扱いやすいとされています。
買取価格の相場は、約5万円~15万円程度です。コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。Leica CLは、コンパクトなライカカメラをお求めの方におすすめです。
同じカメラが日本のミノルタからLeitz minolta CLとしても発売されており、性能は同一ですが、ブランド価値の面からLeica CLとして販売されたもののほうが人気は高いです。
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中古カメラ・レンズの専門店、サンライズカメラでは、お客様の大切なカメラ・レンズを高額買取しています。 中古フィルムカメラや、フィルムカメラの時代のレンズ「オールドレンズ」、そしてデジタルカメラや各種周辺アクセサリまで。 「壊れていても・どんな状態でも」「業界最高値で」買取いたします。 ぜひカメラやレンズの価値を熟知した専門家へお任せください。 詳しくはこちらの買取ページをご覧ください。ライカの高額買取おすすめ機種 バルナックライカ編
続いては、ライカのオリジナル形態、バルナックライカの買取おすすめ機種です。
Leica IIIf
Leica IIIfは、1950年に発売された「バルナックライカ」と呼ばれるフィルムカメラです。IIIfは、コンパクトなボディとスクリューマウントが特徴で、フラッシュ撮影が可能という当時の最先端技術が詰まったモデルです。L39スクリューマウントは交換レンズの種類が豊富であり、さまざまなシチュエーションで活躍できます。
また、バルナックライカらしい美しいデザインが、コレクターズアイテムとしても人気が高いです。
バルナックライカのなかでももっともつくりがよく、M型ライカよりもバルナックライカを好む方に愛用する人が多いです。
買取価格の相場は、約5万円~15万円程度です。コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。ライカの歴史を感じられるバルナック型カメラをお探しの方におすすめです。
Leica IIIg
Leica IIIgは、1957年に発売されたバルナック型フィルムカメラで、ライカのバルナック型カメラの最終モデルです。IIIgは、ファインダー内にブライトフレームが表示される機能がバルナックライカとしては唯一搭載されたモデルであり、M型ライカから便利な機能がフィードバックされています。メカニカルな機構が魅力的で、カメラ愛好家には特に人気が高いです。
買取価格の相場は、約10万円~20万円程度です。コンディションや付属品、限定モデルなどによって価格が変動します。バルナック型カメラの最終モデルをお探しの方におすすめです。
ライカの買取おすすめフィルムカメラ まとめ
以上、Leica(ライカ)のフィルムカメラ買取おすすめ機種についてご紹介しました。ライカのフィルムカメラは、そのクオリティの高さや美しいデザインから世界中のフォトグラファーやカメラ愛好家に愛されています。買取市場では、機種やコンディションによって価格が大きく変動するため、自分が持っているカメラや気になる機種の相場を確認しておくことが大切です。
また、これらのおすすめ機種以外にも、ライカは数多くのフィルムカメラを生み出しており、それぞれのカメラが持つ独自の魅力を楽しむことができます。
価値あるライカのカメラをぜひ賢く買取できることを願っています。