フィルムカメラの買取って可能?古いカメラをお得に売る3つのコツ
フィルムカメラの買取を依頼するときには、どうするのがおすすめなのでしょうか?
今回は、フィルムカメラの買取査定のコツについて紹介します。
中古フィルムカメラの人気が高まっています。
CDが普及したあとにレコードが見直されたように、クオーツではなく機械式腕時計を愛用する人が多いように、カメラの世界でも、若い女性から年配の愛好家まで、フィルムカメラの人気が急上昇。
それにともなって、フィルムカメラも高額で買取してもらえることが増えています。
でも、これまでカメラを売ったことがないと、適切な値段で、損をせずに買取してもらうのは難しいもの。
フィルムカメラは種類が多く、機種によって買取査定額も大きくことなるため、専門家でないと、価値を見分けるのは難易度が高いです。
そこでこの記事では、フィルムカメラを買取してもらうときの、最低限押さえたいコツについてまとめました。
フィルムカメラは、金属とガラスでできたまさに工芸品。
価値のあるフィルムカメラを適切に査定し買取してもらうことで、新しいユーザーに大切に受け継いでもらうことにもつながります。
ぜひ、お得に賢くフィルムカメラを買取してもらってくださいね。
Contents
フィルムカメラの宅配買取ならサンライズカメラ
フィルムカメラをネットで宅配買取してもらうならサンライズカメラ。
特徴は、「業界最高値」での買取。
しかも専門修理業者と提携しているので「壊れていても買取可能」です。
ぜひフィルムカメラやレンズをお売りの際はご検討ください!
フィルムカメラの買取
デジタルカメラが普及した現代。
フィルムカメラというと完全に過去のものと思っている方も多いと思います。
昔のフィルムカメラは、そもそも買取してもらえるのでしょうか?
フィルムカメラの買取は可能
結論からいうと、フィルムカメラを買取してもらうことは可能です。
デジタルカメラの時代になっても、フィルムカメラは愛好家の間で一定の価値が認められています。
しかも、もともとカメラが好きだった愛好家だけでなく、若い世代の間でも、流行アイテムとしてフィルムカメラを持つことが広まっているのです。
2016年くらいから、若い女性の間で、写ルンです(レンズ付きフィルム)で撮影することが流行しました。
その流れで、簡易な写ルンですではない、本格的なフィルムカメラにステップアップする人が増えています。
一時はとても下がってしまったフィルムカメラの買取査定額も、流行に伴って上昇。
いまなら、お得な値段でフィルムカメラを買取してもらうことができますよ。
さらにいえば、ライカや古いニコンなどの高級カメラは、中国など外国の富裕層の間でも人気。
このことも、フィルムカメラの買取価格の上昇を後押ししています。
値段がつくカメラとつかないカメラがあるので注意
ただし、フィルムカメラの買取を依頼するときに気をつけたいことも。
それが、買取査定時に値段がつくカメラとつかないカメラがあるということ。
プロ用や、ドイツ製などの舶来は値段がつきやすいですが、1980年代以降のオートフォーカスカメラなどは値段がつかないことも。
ですが、どのカメラが値段がついて、どのカメラが値段がつかないのか見分けるのは難しいので、まずは専門家に頼むのがおすすめです。
このことについて詳しくは後述します。
では次に、具体的にフィルムカメラを高額買取してもらうためのポイントについて見ていきましょう。
フィルムカメラ買取3つのポイント
昔から家にあった。
押し入れから出てきた。
使わなくなった。
そんなフィルムカメラを買取してもらうときには、いったいどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?
1.カメラ専門店で売る
フィルムカメラを買取してもらうときに大切なこと。
それは「知識のある」「カメラ専門店で」売ることに尽きます。
フィルムカメラは機種が非常に多く、買取の査定はとても難しいもの。
適切な査定額を付けることは、専門知識がないと不可能です。
中古カメラ専門店なら、基本的にカメラの価値に応じた良心的な査定額をつけてくれるので、お店ごとの価格の上下はあれど、買い叩かれたり、損をすることはないといえるでしょう。
逆に、その他のお店で売ることはおすすめできません。
専門店以外での買取はおすすめできない
フィルムカメラの買取を依頼するときには、専門店以外には持っていかないほうがよいでしょう。
リサイクルショップや廃品回収。
そういった業者に買取を査定してしまうと、フィルムカメラの場合、ほとんどの場合値段がつきません。
よくて数百円、最悪の場合無料での引き取りになってしまうことも。
価値を見抜くことができる専門業者に依頼すれば、高額で買取してもらえたフィルムカメラも、その他の業者に売ると二束三文で買い叩かれてしまいます。
また、一見するとアンティークのフィルムカメラの買取にも詳しそうな、骨董品屋さんに売るのもおすすめできません。
骨董の価値を見抜く力と、カメラの価値を見抜くの力はまったく別のスキル。
カメラの価格を査定するには「写真が撮れる状態か」「正常に動作するか」などを判断する知識が必要。
そのような知識は、カメラの専門家でないと持ちえないものなのです。
2.高く売りたいなら宅配買取を選ぶ
さて、それではフィルムカメラを専門店に売るなら、いったいどんなお店に買取してもらうのがおすすめなのでしょうか?
結論からいうとインターネットで宅配買取しているお店に依頼するのがおすすめです。
その理由は、買取価格が高いため。
フィルムカメラやレンズの買取を行っている中古カメラ専門店は日本中にたくさんありますが、買取価格はお店によって上下します。
そのなかでも、傾向としてあるのは、実店舗のあるお店よりも、宅配買取専門のネット店舗のほうが査定額が高いということ。
これは、ネット専門のお店のほうが、店舗運営コストが低く、その分カメラをより高値で買取できるからにほかなりません。
ネット専門店も、カメラを専門に扱う店舗ならフィルムカメラに関する知識は百点満点。
フィルムカメラについて熟知した専門家に、適切な値付けで高額査定してもらうことができますよ。
3.売るときはレンズや付属品を一緒に送る
最後にもうひとつ、意識したいのが、フィルムカメラを買取してもらうときには、レンズやアクセサリーなどの付属品を一緒に買取してもらうということ。
宅配買取を依頼する場合には、一緒に箱に詰めて送るとよいでしょう。
理由は、フィルムカメラは付属品が多いほうが買取査定額がアップするため。
ケース、ストラップ、説明書、元箱。
フィルムカメラ愛好家がカメラを購入する場合、付属品が多いもののほうが選ばれやすいもの。
さらに、カメラの機種によってはアクセサリーが希少なものである可能性も。
また、フィルムカメラのボディ本体よりも、レンズのほうが価値が高いことがあるのも大きな理由。
仮にカメラ本体(ボディ)の査定額があまり高くなかったときも、レンズに数千円〜数万円の価値がつく可能性は高いです。
フィルムカメラ用のレンズはデジタルカメラでも使うことができるのも理由のひとつ。
フィルムカメラ用レンズの買取について詳しくは後述します。
【まとめ】フィルムカメラの買取は専門店に依頼がおすすめ
このように、フィルムカメラを買取してもらう場合、カメラ専門店、とくに宅配買取してくれるお店に依頼するのがおすすめ。
そのときには、レンズやアクセサリー、説明書、元箱などの付属品はできるだけ揃えるのがおすすめです。
フィルムカメラは工芸品のようなもの。
高い価値を認められているものが多く存在します。
ぜひ専門家に査定を依頼して、フィルムカメラを賢く買取してもらいましょう!
当店の以下のページからも査定が可能なので、ぜひご参考にしてください。
それでは続いて、フィルムカメラの買取について、さらに細かく見ていきましょう。
フィルムカメラの買取とデジタルカメラ買取の違い
フィルムカメラの買取で難しいのが、デジタルカメラとは査定価格の付き方が大きく異なるということです。
デジタルカメラは基本的に新しいほうが高く、廉価な機種でも、動作さえ問題なければ数千円の値段はつくもの。
それに対して、フィルムカメラの買取価格は、必ずしも新しい方が高いとは限らず、また機種によって大きく値段も異なります。
フィルムカメラの買取価格は機種により大きく上下
フィルムカメラの買取で難しいのが、カメラの機種によって、買取査定額がまったく違うということです。
フィルムカメラの買取価格は、下は100円から、上は数万円どころか数十万円以上と青天井。
買取を依頼するときに難しいのが、売りたいと思っているカメラが、査定時に値段の付くカメラなのか、そうではないのか判断すること。
たとえばニコンの高級一眼レフや、ライカやローライといった舶来高級フィルムカメラなら、価値があると判断するのは簡単ですが、フィルムカメラにはマイナーなものまで含めると非常に多くの機種があるために、一般には知られていない機種でも高値がつくことが十分ありえます。
フィルムカメラの価値を見極めるのは、専門家でないと難しいもの。
この点からいっても、フィルムカメラの買取は、専門の中古カメラ店に査定を依頼するのがおすすめだといえるでしょう。
新しいカメラのほうが値段がつくとは限らない
フィルムカメラの買取が難しいもうひとつの点が、新しいカメラのほうが価値が高いとは限らないということ。
デジタルカメラでは基本的に年代が新しい方が高額査定してもらえるので、大きな違いだといえます。
フィルムカメラを中古カメラ専門店で買取してもらうとき、高値で買い取ってもらえやすいのは、基本的に1970年代以前の機種。
簡単な見分け方としては、見た目の素材がプラスチックではなく金属でできていて、シャッターを切ると内部でゼンマイのような音がする機種が、中古カメラファンの間で人気があり、買取価格も高くなりやすいです。
また1980年代以降の機種にも、高値がつきやすいものが存在します。
1980年代以降の機種では、「オートフォーカス」のカメラよりも「マニュアルフォーカス」のカメラのほうが、買取査定額が高いものが多いです。
いっぽう、1990年代以降のカメラ、とくにオートフォーカスのフィルム一眼レフカメラなどは、プロや愛好家向けの上位機種以外はほとんど値段がつきません。
これは、一眼レフ以外のコンパクトカメラなどでも同様。
ただしコンパクトカメラについては、「高級コンパクトカメラ」という例外があります。
高級コンパクトカメラについては以下の記事を参考にしてみてくださいね。
では、なぜフィルムカメラは古い機種のほうが値段がつきやすいのでしょうか?
それは、フィルムカメラは愛好家の使う趣味の道具であるため。
たとえば、あえてクオーツ時計ではなく機械式時計を使ったり、スマホやCDではなくレコードで音楽を聞いたりするのと同じように、フィルムカメラも、あえてアナログな感触を楽しみたい、という人が探しているものなのです。
時計と同じく、フィルムカメラも電子回路を使ったものより、バネとゼンマイで動く機械式のものの人気がずっと高いです。
いっぽう、完全に電子化されてしまったオートフォーカスカメラは、使い捨ての家電製品のように捉えられがちで基本的に人気がありません。
高額査定してもらえるフィルムカメラの傾向
具体的に、高額査定してもらえるフィルムカメラの特徴をまとめると、以下のようなものになります。
1. プロ用機種・高級機種
ニコンやキヤノンをはじめとする、日本製のフィルムカメラで高額査定してもらいやすいのは、やはりプロが使っていた高級・上級機種。
ニコンでいえば、ニコンFやF2、F3といった「F一桁」と呼ばれる機種。
キヤノンならCanon F-1、そのほかではペンタックスLXなども有名です。
上記はマニュアルフォーカスのフィルムカメラですが、オートフォーカスの機種でも、ニコンF5やF6、Canon EOS-1などプロ用機種は値段がつく可能性が高いです。
2.機械式の機種
カメラの内部が機械式の機種は買取価格が高いことが多いです。
これは、機械式の時計がクオーツの時計より価値を認められているのと同じ理由。
1970年前後からフィルムカメラの内部機構は電子部品に置き換えられ始めていったのですが、カメラの場合、1980年代・90年代以降にも機械式の機種が販売されていて、中古市場では高値で取引されています。
ただし電子式の機種でも価値があるものはあるので、まずは専門家に査定を依頼してもらいましょう。
3.外装が金属製
フィルムカメラの外装は、古い機種では真鍮などの金属でできていることが多いです。
基本的には、年式の新しいプラスチック外装の機種よりも、古い金属外装の機種のほうが人気が高く買取価格も高め。
ただしあくまでも傾向で、具体的な値段は機種により大きく異なります。
4.レンズ交換式レンジファインダーカメラ
フィルムカメラのうち、一眼レフやコンパクトカメラなどの種類は機種により買取価格が大きく異なりますが、
例外として、高値で買い取りしてもらえることが非常に多い種類のカメラがあります。
それが「レンズ交換式レンジファインダーカメラ」です。
レンジファインダーカメラとは、高級カメラとして有名なライカに代表される、「距離計」という機構を持ったカメラのこと。
ライカなどドイツ製だけでなく、1950年代にはニコン、キヤノン、ミノルタなどの有名メーカーを含め、日本でも数多くの機種が製造されていました。
レンズ交換式レンジファインダーカメラは基本的に当時の高級機種であったことと、製造数が後年のカメラほど多くないため、買取価格も高めなものが多いです。
レンズについても、レンジファインダーカメラ用レンズは買取価格が高いです。
5.ドイツ製などの舶来品
主にドイツなどで製造されたフィルムカメラは高級品が多く、買取価格が高いものが多いです。
ドイツ製としては「ライカ」や「ローライ」、スウェーデン製の「ハッセルブラッド」などが特に有名。
カメラ本体を見て日本以外の製造国が書いてあったら、まずは専門家に見てもらうとよいでしょう。
どんなフィルムカメラが人気? メーカー別フィルムカメラ人気機種
さて、フィルムカメラを買取してもらう場合、値段がつきやすいのは、愛好家の間で人気がある機種。
当サイトでも各メーカーごとの、中古で人気のあるフィルムカメラ代表機種を紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
フィルムカメラ用レンズの買取
フィルムカメラには、「一眼レフカメラ」や「レンジファインダーカメラ」など、カメラ本体(ボディ)からレンズを取り外して、交換できるものがあります。
フィルムカメラ用のレンズも、単体で買い取りしてもらえるのでしょうか?
結論からいうと、レンズも買い取りしてもらえますし、カメラ本体よりも高値で査定してもらいやすいです。
フィルムカメラ用のレンズは買取できる?
中古カメラ専門店に買取を依頼する場合、デジタルカメラ用のレンズと同じように、フィルムカメラ用のレンズも買取してもらうことが可能です。
というよりも、上で紹介したようにフィルムカメラのカメラ本体の買取価格が大きく上下しがちなのに対して、フィルムカメラ用レンズは、状態さえよければ高値で査定してもらえることが多いです。
その理由は2つあります。
1.オートフォーカスレンズはデジタル一眼レフカメラでそのまま使える
まず、新しめのレンズについては、デジタル一眼レフカメラでも問題なく使えるものが多いため。
オートフォーカスのフィルム一眼レフカメラ用レンズは、ニコン、キヤノン、ペンタックスといったメーカーでは、デジタル一眼レフカメラでもそのまま使用することが可能。
またミノルタのオートフォーカスフィルム一眼レフ用レンズも、ソニーのデジタル一眼レフカメラで使用することができます。
さらに、オートフォーカス以前の、「マニュアルフォーカス」のレンズも、ペンタックスやニコンなどのメーカーは、デジタル一眼レフカメラでそのまま使えるため人気が高いです。
2.古いレンズの人気が高まっている
さらに、それ以外の古いレンズも、2010年頃以降、中古カメラファンの間で急激に人気が高まっています。
きっかけは、オリンパス、パナソニック、富士フイルム、そしてソニーなどのカメラメーカーが、「ミラーレス一眼」というタイプのデジタルカメラを発売したこと。
ミラーレス一眼カメラには、「マウントアダプター」という道具を使うことで古いレンズを取り付けて使うことが可能なため、中古カメラファン・カメラマニアの間で、古い中古レンズの値段が一気に高騰。
それに伴い、中古レンズの買取査定額も、一気に上昇しています。
フィルムカメラ用レンズを売るなら今がチャンス。
ミラーレス一眼カメラでは、それ以前は用途がなかったような古いレンズでも撮影ができるようになったため、二束三文だったレンズに、いきなり数万円の査定額がつくようになったことも。
家の中から古いレンズを見つけたら、ぜひ中古カメラ専門店に査定を依頼してみましょう。
カメラ本体に値段がつかなくてもレンズが高額査定してもらえることも
このように、フィルムカメラの買取においては、カメラ本体よりもレンズに値段がつくことも多いです。
そのため、フィルムカメラの買取査定を依頼するときには、できるだけカメラ本体と、レンズをセットにしてお願いするのがおすすめ。
カメラ本体が数百円〜二千円程度の安値しかつかなくても、レンズに数万円単位の値段が付くことは十分にありえます。
ぜひ、専門知識のある中古カメラ専門店で、フィルムカメラ用レンズも高額査定してもらいましょう。
中古カメラファンの間で人気のあるレンズ紹介
当サイトでは以下の記事で、中古カメラファンの間で人気があるレンズを紹介しています。
手元のレンズが載っているかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
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