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Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型 42,000円で買取成立しました

2018.06.19

このたび、とても貴重なパノラマカメラ、Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス)のF7型を買い取りさせていただきました。

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

原理的に、中古フィルムカメラでなければ実現が難しいパノラマカメラ。
中古フィルムカメラ専門店の当店に買取を依頼していただき、非常に光栄です。

今回、42,000円にて買取をご提示させていただき、非常にありがたいことにお客様にもご納得していただき、買取させていただく運びとなりました。

フィルムカメラもデジカメ・レンズも最高値の買取を約束します!

今回のお買取内容

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

お買取金額 42,000円
状態 ボディ本体動作・光学系ともに非常に良好
内容・付属品 本体、ケース、ストラップ、元箱、取扱説明書

フィルムカメラのなかでも、とくに機種が限られているパノラマカメラ。
とても大事にされていたカメラとのことで、最初のお問い合わせ、仮査定額をお伝えしてから約2週間後にご連絡をいただき、最終的に当店をお選びいただきました。
状態は素晴らしく綺麗で、当店スタッフも驚くほどの、文句なしの逸品。
大事に保管されていたことがひと目でわかりました。

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

お客様コメント

今回、貴店のフィルムカメラに対する思いをHP等で拝見しまして、貴店への売却を前向きに検討しており、明日発送することにしました。
僕にとってこのカメラは貴重なカメラで、楽しく使ってまいりましたが、近年は稼働させることもなくなってしまい、このままの状態ではカメラも不遇だなと思っていました。
ぜひ現物を査定いただき、できれば次に大切にして下さる方へ繋いでいただきたいと思います。

マニアックなパノラマカメラも、当店なら高額買取いたします!

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

パノラマカメラとは、普通のフィルムカメラに比べ、ずっと左右に広い写真を撮ることができるカメラのこと。
フィルム・デジタルを問わず、普通のカメラは、3:2や4:3といった縦横比率がほとんど。
いっぽう、今回買取させていただいたパノンワイドは、横幅60mm、縦の長さ24mm。
縦横比5:2という、普通のカメラでは不可能な大画面を体験できるのです。

さて、中古のパノラマカメラの製造元は、このカメラを製造したパノンのほか、全世界でも数えるほどしか存在しません。
非常にマイナーかつマニアックな中古フィルムカメラだけあって、カメラ専門家でないと、これがどういった製品か、適切に判断するのは難しいとさえいえるものです。

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

当店、中古フィルムカメラ専門店サンライズカメラでは、このパノンワイドをはじめとした、パノラマカメラももちろん高額査定。
業界最高値での買取を行わせていただきます。
また、専門の修理業者と提携しているため、調子が悪い・壊れているといった場合でも高値で買取させていただいております。

パノン ワイドラックスのほかにも、ロシアカメラのHORIZON、中判のWIDEPANなど、同様のパノラマカメラももちろん高額買取。

ぜひ、マニアックなフィルムカメラ、趣味性がとても高いフィルムカメラの買取も、当店へお気軽にお尋ねください!

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パノン ワイドラックスとは?

さて、このたび買取させていただいた、Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス)とは、いったいどんなフィルムカメラなのでしょうか?

簡単に紹介させていただきます。

パノン ワイドラックス

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

このたび買取させていただいた、Panon WIDELUX F7型は、パノンカメラ商工が1975年に発売したパノラマカメラです。

パノンカメラ商工は、日本のカメラメーカー。
パノラマカメラだけを専門に作り続けたメーカーとして、独特な立ち位置を持っていました。

初めてのパノラマカメラ製品を送り出したのは1950年代前半。
製品シリーズは、120フィルムを用いる中判カメラと、35mmフィルム用カメラの2つのラインに分かれていました。

今回買取させていただいたF7型は、最終型のF8型のひとつ前になる、35mmフィルムを使用する機種です。
水平画角は140度。
(単純比較にあまり意味はありませんが)35mmフルサイズの広角レンズでこの画角を実現しようとすると、なんと焦点距離が約6.5mmになってしまいます。

前述したように、画面サイズは横60mm、縦24mm。
通常の35mmフルサイズが横36mmなので、約1.6倍の画面幅となります。

パノンカメラ商工は2005年に廃業。
パノン ワイドラックスは最後まで基本的な構造は同じだったため、とても息の長い製品だったといえるでしょう。

首振り式のパノラマカメラ

さて、パノン ワイドラックスは「首振り式」という方式を採用しています。

これは、撮影時にレンズがぐるっと回転して広い範囲を写す形式。
撮影時には、カメラ正面の円筒形の部分についたレンズが、正面から見て右から左に走行します。

パノン ワイドラックスF7

レンズとフィルムとの距離を等しく保つために、内部もフィルムを円筒形に沿って装填する構造になっています。

Panon WIDELUX(パノン ワイドラックス) F7型

パノラマカメラには他にも方式がありますが、単にフィルムの横幅を広げただけの構造のものと比べ物にならないほどの広範囲を撮影することが可能です。

このような構造はフィルムでないと実現不可能。
デジタルの曲面センサーは存在こそしているようですが、コンシューマー向け製品は当然ながら存在しません。
また、平面センサーを用いようとしても、センサーサイズが大きければ大きいほど高価になるのがネックです。

デジタル処理でつないだのではない、「本物の」パノラマ写真が撮れるパノン ワイドラックス。
ぜひあなたも使ってみませんか?

中古フィルムカメラならサンライズカメラ
中古フィルムカメラならサンライズカメラ

中古フィルムカメラの買取はぜひサンライズカメラにご相談ください!

今回、このような貴重なフィルムカメラを買取させていただき、大変感謝しております。
カメラを愛する新たなユーザーの方へ、責任を持ってお届けさせていただきます。

当店、中古フィルムカメラ専門店サンライズカメラでは、パノラマカメラのような特殊な機種も、よろこんで買取させていただきます。
ぜひ、フィルムカメラの買取でお悩みの際は、当店にご相談ください!

2018.06.19

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